糊面印刷シールは、シールの粘着面に印刷を施す特殊なシールです。
主にガラスや窓、透明な素材の「内側から貼る」ことで、印刷面が外から見えるように使われます。
店舗のウィンドウに「営業時間」や「キャンペーン情報」などを表示する場合、
外側から貼ると雨や汚れで劣化してしまうため、内側から貼って外側に表示するのがよく見かけるものではないでしょうか。
ただそれだけでなく、今はお酒や香水、化粧品などの商品ラベルなど活用の幅が拡がっているのです。
糊面に印刷するという特殊な構造には、いくつかの製造方法があります。
代表的な2つの手法を以下に紹介します。
粘着剤の上から直接印刷するシンプルな製造方法です。
ただし印刷可能な色に制限があること、またインクが乗る部分は粘着力が弱まる傾向があります。
(使用例:おみくじシール、開封時に結果が見えるキャンペーンシール など)
透明素材に反転印刷を施した後、その上に別の素材のシールを貼り合わせて完成させる、もしくは全面に印刷を施し蓋をする方法です。
粘着剤の種類(強粘・再剥離・弱粘)を選べる、また小ロットにも対応可能なため、
幅広い用途に対応でき、当工房では主にこの方法を提案させていただいております。
当工房でも最も多く採用している方法を解説します。
1.透明なシール素材に、デザインを「反転印刷」します。
→ 文字やロゴなどを左右反転させて印刷することで、シールを裏側から貼ったときに、表側から正しく見えるようになります。
2.透明シールに別のシール素材(白フィル素材など)を貼り合わせます
→ この「貼り合わせ」により、印刷面を保護しつつ、デザインの透過をふせぎます。
美しい仕上がり
→ 印刷面がフィルムの内側にあるため、外的要因(擦れ・汚れ・水分)から守られます。
粘着剤の種類を自由に選べる
→ 強粘着、弱粘着、再剥離など、用途に応じた粘着タイプが選択可能です。
デザインの自由度が高い
→ カラー印刷にも対応できるため、写真やグラデーションなども表現可能です。
小ロットにも対応可能
→ 大量生産だけでなく、店舗単位・イベント単位での小ロット注文にも柔軟に対応しています。
フィルム素材(透明素材)使用が必須となる
→透明素材への印刷が必要となるため、紙素材のみでの製造対応は不可となります
製造コストがやや高くなる場合がある
→ 通常の表面のみの印刷と比べ、貼り合わせなどの工程が増えるため少々コストアップとなります
糊面からどのように見える仕上がりにしたいか、また表面印刷を併用する場合は、
どのデザインを糊面・表面のどちらに配置するのかなど、ご希望の見え方を事前に明確にする必要があります。
また、透明素材の場合は、裏面(外側)から見た際にデザインが
・透けても問題ないか
・透けさせたくないか
について、事前のすり合わせが重要です。
どのような仕上がりイメージをご希望かをお伝えください。
用途や見え方に合わせて、最適な印刷方法・白版有無などの仕上げ方法をご提案いたします!
糊面印刷シールは、印刷する面や貼り方によって仕上がりの見え方が大きく変わる仕様です。
そのため、糊面・表面のどちらにデザインを配置するのか、
内貼り・外貼りなど、完成時の見え方を事前に共有することが重要となります。
ご希望の仕上がりイメージをお伝えいただけましたら、
用途やデザインに合わせて、最適な印刷方法・白版有無などの仕上げ方法をご提案いたします!
糊面印刷シールに関する情報では下記リンク先でもご確認できます。
https://www.seal-koubou.com/print/front-adhesive-printing/
詳しい製造方法などご質問やご相談は担当者までお気軽にお問い合わせください。